この前買ったマンガ

アンダーカレント  アフタヌーンKCDX

アンダーカレント アフタヌーンKCDX

あらすじを見て面白そうだなー、と思ってた。


豊田徹也って人の絵は見たことが無かったんだけれども、
昭和の(アダルトって意味ではなく)大人向けのマンガの絵だった。
一瞬一瞬を切り取った絵に、動きを表す擬音が載ってる絵。
効果線(動きを表す補助線)が無いから、コマとコマの間でキャラクターがどう動いているか想像させられる。


話自体は淡々と進んでいって、3つの謎(旦那の蒸発理由・謎の多い住込みの男・よく見る夢)が明かされるための布石を置いていきながら、最後のほうで一気に答えを出すって展開。
所々で入るコミカルな表情が面白いのと、演出がうまいなぁって思った。
話の面白いところを書くと、ほぼネタバレになっちゃうんだよな。


コレ、月間で読んでたら絶対チェックしない作品になるな。
きっと毎月映画のDVDを持ってこられて途中の20分ずつを見せられるような気分になったと思う。
単行本の形で読めてよかった映画みたいなマンガ。


ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)

ラッキー―Are you LUCKY? (ビッグコミックス)

当店の○○さんオススメ!って書かれてたから、ためしに買ってみた。
うわぁ…琴線にカスリもしないわぁ…
とりあえず毎回誰かが涙を流して、既視感溢れるネタを並べてみた、って感じた。
その"既視感溢れるネタ"にまだ出会ってなければ、ウルッときたかも知れんが、
前に見た同じネタのが優秀だったから何も感じなかった。
ネタバレかも知れないけれど、見たことあるネタ。
・成長した友達とのすれ違い
・無実の人を疑う
・親の新しいパートナーとの接し方に困る