シャカシャカチキンに見るネーミングのすばらしさ。

さっきマクドナルドで、初めてシャカシャカチキンを買って、今電車に揺られてる。
あれって最初にフレイバードパウダーぶっ掛けてシェイクしなきゃいけんのね。
「チーズの味全然しねぇ」と思いながら半分食ってしまった(;´Д`)ハァハァ
注)シャカシャカチキンは「フライドチキンに粉末をBUKKAKEする(セルフサービス)」だけの100円メニュー。




それにしても名前がうまいと思う。
「なして客がわざわざ粉かけて振らなきゃいけないわけさ?」って文句はおそらく出ないだろう。

商品A:商品名「チーズ味フライドチキン」で
    「食べる際はチーズ粉末をかけてください」という説明がついた商品
商品B:商品名「お客様がチーズ味をつけるフライドチキン」な商品

Aには"客自身がやらなきゃいけない"ってネガティブ要因に、後からお客が説明を見て気づく。
Bなら購入時に"客自身がやらなきゃいけない"という暗黙の了承がある。
同じ味の商品だとしたら、どちらにリピーターが付きやすいか?
当然Bでしょう。


「シャカシャカ」って言うのは明らかに「客が振る」って動作を表したオノマトペで、お客は無意識のうちに「(自分で粉をかけて or 何らかの理由で)振る」という行為もフライドチキンと一緒に買っている。
「お客様が粉末を振って味をつけるフライドチキン」ってことを「シャカシャカチキン」というオブラートにうまく包んだな、マクドナルド
100円メニューだから簡単に安く作らなきゃいけない状況で、味付け作業を客にやらせることで作業の効率化ができている、と。
(そこでAjaxの「ユーザ側に作業分担させる」を思い出す自分はだいぶITに侵されています)